看護師の創り方

リアルナースとしての経験を基に、みんなの知りたいを叶えるブログ

クリニック編〜Pt2〜

 

 

 

どうもー

にゃこちです!

 

 

 

今日は

また印象に残っている患者様を

ご紹介します!

 

 

 

 

田木おばあちゃん(仮)

 

90代

たぶんもうご逝去されてる

 

糖尿病があって、

認知症もあり

 

 

 

総義歯

(上下とも入れ歯)

だけど、

お食事召し上がる方で

 

 

病気のせいか表情はあまりなくって

動きも緩慢な方だったけど

穏やかで私はとても可愛くて

大好きでした

 

 

 

 

 

 

ある時、

田木さんに栄養補助の為のドリンク

が用意されてて、

2つセットになって置かれていました。

 

 

当時資格の無かった私

 

栄養補助飲料についての申し送りは無く、

田木さんに飲ませるようにと書かれた紙が

2パックの前に置かれていました。

 

 

 

 

 

用意する前に、

夜勤専従の看護師さんに

「これ2つ飲んでもらえばいいですか?」

と確認し、

了解得たので飲んでもらいました。

 

その時の看護師は時折夜勤をされる方でした。

 

 

基本栄養補助飲料は甘いタイプが多いので

田木さんもあっと言う間に

2パック飲まれました。

 

 

しばらくして、

あの山村さんがただならぬ様子で私の元へ来ました。

 

「田木さんにこれ(栄養補助飲料)飲ませた?」

「はい」

「2つとも飲ませたの?」

「はい」

 

そう答えると

山村さんは呆れたように首を捻り、

ため息をつきました。

 

「何で2つも飲ませるの!

田木さんはDM(糖尿病)もあるんだよっ!」

とこれまた大声で怒鳴り始めました。

 

 

さすがにこれは私に非があるとは思えませんでした

 

飲ませろという指示に従っただけなのに、

飲ませる前にきちんと確認したのに

 

諸々を言ってはみましたが、

「とりあえずインシデントレポート書いて」

有無を言わせず書かされました。

 

 

 

この時ばかりは悔しくて涙が溢れました。

 

 

そんなこんなで書類を書く頃には

師長も出てきて

用意したスタッフや確認した夜勤専従の看護師にも

確認を取っていました。

 

 

私もこの時はさすがに

きちんと確認して2つ飲ませてと言われたと訴えました。

 

 

 

結局実際に飲ませたのは私なので

レポートは書きましたが、

 

 

まず準備の段階で

2パック用意されてたこと

 

あとから、パックごとに日付が書かれていた事がわかりました。

小さく笑

 

 

用意する側は、

日付が書いてあるから分かるだろうと

2つまとめて用意してしまったようです。

 

また、申し送りやメモにも記載が無かったこと

いつどのくらいの量を飲ませるかが明確に分からない状態でありました。

 

 

 

そして看護師もきちんとものを見ずに指示を出してしまったこと

分からないまま、根拠のないまま許可を出してしまったこと

 

 

これらの複合された原因が重なり起こってしまいました。

 

 

 

 

当時の私は

看護師の指示に従うといった状態ですから、

 

看護師が分からないことが私に分かるはずがありません。

 

あの時、

看護師が「分からないので確認します」と

言えていたら、

こっちはレポート書くはめにならなかったのに、、

 

と、暫く怒りに囚われていました笑

 

 

まぁ、こっちがいくら確認しても、

看護師が適切な判断が出来ないと

被害を被ってしまうと学べた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は

未定

投稿予定です。


全ての人々に感謝を込めて

ご覧頂きありがとうございました。